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Civ3で世界制覇Vol.3〜日はまた昇る〜
110 :
geekrated
:02/04/18 19:43 ID:f1RJMBp2
重苦しい金属音と共に、護衛兵の鋼鉄に包まれた両手が、王室の扉を開くと、赤面した
顔を焦燥と狼狽に満たせた一人の女が、切れ上がった息を高い天井にこだまさせながら、
彼女の永久の支配者の前に転がりすべるように入ってきた。「聖女さま、わが国の石油が
ついに枯渇してしまいました!」内務大臣は叫んだ。
しばしの沈黙が、王室内を包んだ。賢明なる統治者の長き君臨を祝い、市民達が自らの
手で装飾してくれた王室であった。内務大臣は、言葉を失ってしまい、いまだ大きく息を
上がらせたまま、聖女ジャンヌダルクの前で震えている。「なんということ……」やがて
聖女は答えた。「その油田こそは、我々の唯一の資源であったのに。他の国の支配者達は
、まだその黒い液体の使い方さえ知らぬというのに……」
沈黙を破ったのは、低い、静かな、権威のある男の声だった。「この件、私にお任せい
ただけぬか」椅子から立ち上がった司令官ナポレオンが、聖女をまっすぐ見詰めていた。
「私の部下に、既に世界の地図をくまなく調べさせてもらった。幸い、二つの油田が、未
だ人手つかずのまま残されている」そして、男は更に静かな声で言った。「尤も、そこは
中国の領土だがね」
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0ch BBS 2004-10-30